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2020.7.26 店頭特集

恋のめざめ 店頭特集

6月からおむすびブックスの選書コーナーが新しくなりました。

今回のテーマは、「恋のめざめ」。

もともと、春は出会いの季節だからと昨年から決めていたテーマでしたが、コロナ禍で「出会い」どころか、常に人と人が物理的に距離をとることが求められる事態に。

いっそのこと、テーマごと変えることも考えたのですが、それでもこんな時期だからこそ、人と人が織りなす感情の機微や、みずみずしい言葉に触れてみたいと思い、改めてこのテーマで本を並べてみました。

 

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『あいたくて』(工藤直子/第日本図書)

会いたくても今は我慢。人とは物理的に距離をとる。そんな異例の数ヶ月を経た心を、工藤直子の詩が優しくときほぐし、力をくれる。「つなぎあう 手があれば/つなぎあう 手さえあれば!」(梅)

 

 

 『北欧に学ぶ 好きな人ができたら、どうする?』(カトリーネ クランテほか/晶文社)

恋をしたら心と体に何が起きるんだろう。歴史や哲学、各国の文化に触れながら恋の目覚めを男女それぞれの視点で描く思春期の教科書。親子で回し読みしたい。(鮭)         

 

 

『ロマンスの辞典』(望月竜馬/遊泳舎)

恋をすると世界が変わる。例えば「授業」という言葉の意が「君の後ろ姿を見つめるために費やされる50分」になるとかそういう感じ。世界をロマンティックに切り取った言葉を集めた美しい辞典。(鮭)         

 

 

『感情ことば選び辞典』(学研辞典編集部/学研プラス)

「あの人にドキドキする」この気持ちの正体は、好奇心? 期待? 緊張? 欲望? 感情を表現する語彙が増えれば、世界の彩りはもっと豊かになる。SNSでも話題となった類語辞典。(梅)

 

 

『百人一首という感情』(最果タヒ/リトル・モア)

百人一首で最も多いのは、恋に関する歌。切なさ、恥じらい、喜び…•「歌だからこそ残っていた、白黒つけられない人々の感情」を、詩人の最果タヒが現代の感覚からひもといていく。(梅)

 

 

『新恋愛講座―三島由紀夫のエッセイ〈2〉』(三島由紀夫/筑摩書房)

三島由紀夫の恋愛エッセイ。恋の段階ごとの分析も。第二講「恋を恋する」は人とぶつかり合う前の夢のような段階、第三講「初恋」は、他者を発見する人生の大事件…洞察が光る人生論。(梅)

 

 

『新版 宮沢賢治 愛のうた』(澤口たまみ/夕書房)

37年間の生涯、女性との恋に縁がなかったと言われている宮澤賢治に実は恋人がいた! 作品の中に潜む「女性の影」をそっと優しく掘り起こしていく。恋の香りは作品をより生き生きと輝かせる。(鮭)

 

 

『変愛小説集』(岸本佐知子 編訳/講談社)

熱烈に木に恋する人、皮膚がどんどん宇宙服に変わってしまう彼女など、「変」な愛を描いた海外の短編小説のアンソロジー。型破りだけど切実で真摯な登場人物たちの姿に胸打たれる。これぞ純愛。(鮭)

 

 

『美しい恋の物語 ちくま文学の森 1巻』(安野光雅ほか 編/筑摩書房)

尾崎翠、ヘッセなど、古今東西の恋にまつわる物語を集めたアンソロジー。この本における「美しい恋」は悲しみや恐ろしさ、狂気を感じさせるものも。個性の異なる恋を味わえる一冊。(梅)

投稿者: おむすびブックス

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